記憶は勝手に思い出になる
痛いことも悲しいことも嬉しいことも、思い出になって過去形になって新たな記憶に追いやられて、なだらかになって、優先順位が下がってしまうね。
このたびは 全1巻
男女差別でどちらかが虐げられてしまうことは間違っていると思う。
しかしながら、男と女は別ではあると思う。
わたしは もし結婚するならば相手は男性が良いと思っていて、彼にはタキシードを着て欲しい。わたしはドレスが着たい。そう思うことは当たり前ではないかもしれないが、悪いことではないと思う。
そして当たり前だと認識することもまた 悪いことではないと思う。
努力や人柄でいくらでも変われる多様性の時代だけど、人間以外の生物にも男女差は存在していて 男女を平等にしようとするのは人間くらいなのかなとたまに考える(もしかしたらそんないきものがいるのかもしれないけど!)
この漫画の女性たちは(今はあまり良い表現とされてない言い回しだけど)女性ならではの悩みや問題や思考回路で生きて 進んで 時に負けて 勝ち抜いてる感じがして。共感も憧れもあり 女でいる素晴らしさも感じた。
このままいつか全ての男女差が淘汰されてしまったら お尻と胸の大きい人間 全てが平らな人間 と、ただの体格差だけになるのかしら。それさえなにかの差になるのかしら。 わたしは女に生まれて悲しかったことも嫌だったこともあるけど 女という生き物が好き。もちろん男という生き物、人間という生き物を愛してるけど 女に生まれてよかったと思ってる。
出産や育児や仕事面、いろいろな問題があるけれど これからもわたしとわたし以外の女を愛して、男を愛して 別々の尊い概念として付き合って行こうと思う。