毛根と顔面が合わない

 

ポケモンを買ったから移動が楽しい。

 

高山しのぶ

ハイガクラ(既刊9巻未完)

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連載始まって10年?近く経っていますが

最近出た9巻を読んでやっと話がつかめてきた気がする。ややこしい中華風ファンタジーです。(わたしの理解力の乏しさもあると思うけど!)もう1つの大型連載の「あまつき」も似たような進行状況だな…笑

キャラの名前や用語が聴きなれなくて難しかったり、絵柄に慣れてないと登場人物が多くて把握するの大変だけどギャグのテンポとかシリアスさのバランスが大好き。ちびキャラ要素が濃くて癒されるなあ…

例によってあらすじは書きませんが、あらすじを読んだ程度でわかる話でもないので読む場合は心してください。

最近7巻で止まっていた3月のライオンを買い揃えたので先回りしてアニメを見て思ったけど、毒気の強い羽海野チカって感じもする。なので好き嫌いはハッキリするとおもいます。

 

 

高山しのぶ作品は全ての根底に「誰もが悪くて誰も悪くない」があると思う。

amazarashi の秋田ひろむさんも「自分を善だと信じて疑わないときは
他方からは悪だと思われてるものよ」と書いてるし世界の終わりの深瀬くんも似たようなことを言ってたけど。何にも代え難い優先したい欲とかエゴがあって、誰かを守りたかっただけだとか、綺麗事でもなんでも人が何か行動すれば必ず誰かが傷ついたりするもので。

その負の連鎖で感情が忙しくなります…わかっていてもどうしようもないことだらけだぜ。

 

完結するのさみしいけど早く続きが読みたいよーーーーーーー!

 

 

4

 

 

 

 

だれの中にもアンビバレンツ!

 

わたしの中ではメインカルチャーよ、サブなんて言わないで!

 

魚喃キリコ

Water.

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日常の中のフランクな死にたさと妙な色気と変な焦燥とか、抽象的な決して綺麗ではないけど抱えたら捨てられないモヤモヤをうまく表現してる短編集。人と人が関われば何かしらの不祥事が生まれるね。魚喃キリコを好きな人間にロクなやつがいないとおもうし、描かれてる人間みたいな人がハマる。人間はロクじゃない方がずっと良いと思うのでわたしは好き。おすすめはしないです。Waterが1番好きだけど魚喃キリコの本は全て好き。

漫画とは紙をコマで分けて絵と効果音とセリフを固めて作られるものだけど、たまに絵が邪魔な時があったりして。唇と唇が描かれてないキスシーンの方が美しかったりする様な、見えるはずのもの見えていいはずのものを敢えて見せてないからグッとくる様な、そんなくすぐったい表現が上手い人だと思う。シンプルな線の単純な背景と簡略化された人間だから伝わる伝えたいこととか雰囲気とか空気感が絶妙で何度読んでも肺の後ろらへんがぎゅっとなる気がする。

 

2

 

 

 

ブログを書こうと思うとどうしても手書きの文字がやけに縦長のアイツを思い出してしまうね…ケチャップの空きボトルに手紙を入れて海へ流すような気持ちで、いつか届くかな届かないかなと思って書くよ。

線は点

 

溜め込んだカルチャーを吐き出そう

好きとおすすめは違うけれど、誰かに見られるためにこの世に生まれてきたのだから、いろんな誰かに見せたい気持ち。

 

好きなものはずっと好きで

熱量は変われど思い出補正も加わって

取り返しのつかないほど、収拾なんて付かせようともおもいません。

 

(((あの頃と変わらず改行が大好きすぎる)))

 

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