記憶は勝手に思い出になる

 

痛いことも悲しいことも嬉しいことも、思い出になって過去形になって新たな記憶に追いやられて、なだらかになって、優先順位が下がってしまうね。

 

えすとえむ

このたびは 全1巻

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男女差別でどちらかが虐げられてしまうことは間違っていると思う。

しかしながら、男と女は別ではあると思う。

わたしは もし結婚するならば相手は男性が良いと思っていて、彼にはタキシードを着て欲しい。わたしはドレスが着たい。そう思うことは当たり前ではないかもしれないが、悪いことではないと思う。

そして当たり前だと認識することもまた 悪いことではないと思う。

努力や人柄でいくらでも変われる多様性の時代だけど、人間以外の生物にも男女差は存在していて 男女を平等にしようとするのは人間くらいなのかなとたまに考える(もしかしたらそんないきものがいるのかもしれないけど!)

 

この漫画の女性たちは(今はあまり良い表現とされてない言い回しだけど)女性ならではの悩みや問題や思考回路で生きて 進んで 時に負けて 勝ち抜いてる感じがして。共感も憧れもあり 女でいる素晴らしさも感じた。

 

このままいつか全ての男女差が淘汰されてしまったら お尻と胸の大きい人間 全てが平らな人間 と、ただの体格差だけになるのかしら。それさえなにかの差になるのかしら。 わたしは女に生まれて悲しかったことも嫌だったこともあるけど 女という生き物が好き。もちろん男という生き物、人間という生き物を愛してるけど 女に生まれてよかったと思ってる。

出産や育児や仕事面、いろいろな問題があるけれど これからもわたしとわたし以外の女を愛して、男を愛して 別々の尊い概念として付き合って行こうと思う。

される側じゃないと書けないする側のこと

 

これでも「愛して」みせろよ って聞こえた気がする

 

(もう記事をどうやって書いてたか忘れてしまった…)

 

コナリミサト

ひとりで飲めるもん! 全1巻完結済み

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わたしはカップラーメンがとても好き。

1人で、家で食べるカップラーメンが大好き。

コンビニでいつものやつを買うのも、目新しいものを買うのも、あの名店とコラボしているものを買うのも好き。

ラーメン屋さんで食べるラーメンは確かに美味しいし、もちろん1人でラーメン屋さんに出向いてトッピングに迷ったり炒飯や餃子の誘惑に乗るのも楽しい。

しかしながらわたしは一般的にたくさん食べる方でもないので ラーメンを一杯残さず食べることがギリギリだったりもする。

 

でも本当はラーメンのスープに入ってる野菜とお米が好き。

 

麺はもちろんすごく美味しいし 麺が美味しくなければそのラーメンの魅力もガタ落ちだし、お腹いっぱいに麺を食べたい! でもラーメンのスープに入れた野菜とご飯は、それ以上の魅力があると思う。(個人的な見解)でもラーメン屋さんでラーメンとライスを頼めるほどお腹の容量は大きくないし、お腹いっぱいに麺を食べたいから半ラーメンにはしたくない!

 

なのでカップラーメンをお昼ごはんに食べて、夕食は取っておいたスープに野菜とご飯を入れてゾンビラーメンライス(復活させているので)をつくることがすごく幸せ。

御行儀が悪いし 誰かと共有したいとも思わないから一人でしかやらないけど 一日で美味しいラーメンと美味しいラーメンのスープに入れたお米を食べられることはとっても贅沢だと思う。

 

(食べ終わったお店のラーメンのスープ、飲み切りたいけどいつもお腹がいっぱいだし持って帰りたい…)

 

誰かに言ったら もしかしたら共感してもらえるかもしれないけど。でも、なにか弊害があるかもしれない…何より1人で楽しむ幸せとして完成されている食文化だし…でもやっぱり どこかで誰かも同じ思いをしてたら嬉しい。

この漫画の1人チェーン飲みというコンセプトは

わたしがしてるオギョウギの悪いカップラーメンライスと通ずるものを感じた。(通じてるのか?)

そこまで非常識でもないのかもしれないけど、まだ誰にも言えてない大好物。この漫画を読んだあとのカップラーメンライスはいつもより美味しくて素敵で大切になったと思う。

コナリさんの漫画はやっぱり好きだなあ。

わたしも死ぬよ明日には

 

タイトルが物騒になってしまった。

こればかりは外せないというか、最終更新から1年経ってるけどやはりまだ執着は抜けず自己満足の極み。

ケチャップの空き容器に入れた手紙を海に放りながら特定の人物へ流れてゆけと無茶な願いを持ってるわたしです。無理無理。

 

タイトルと既刊の数と作者と表紙の書き方忘れちゃった。

 

西 修  

魔入りました!入間くん 既刊13巻 

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アニメ化、おめでとうございます!

初めて読んだのはいつだろうか…普段は絶望からの絶望、好きな言葉は死体蹴りとストックホルム症候群というレベルの読んでて疲れる漫画ばかりを読んでしまうわたしなのですが

歪み、闇、絶望という負の方向に味が濃くなるとすればたまにはあっさりしたい。しかしながら内容は欲しいのでただのギャグ漫画では物足りない。

登場キャラクター全てを愛せるこの漫画はまさに究極の心の休まりどころです。

息も詰まるような細かな線と情景と心にくる絶望を何度も何度も読み込んで考察に溺れるのは大好物なのですが、伝わりやすい線と個性的なキャラクターでワクワクハラハラしながらも全員に陽の感情を持てる(敵キャラにもそれを持ってしまうのがこの漫画の魅力であり、若干の闇も悪魔だから…と深すぎる感情移入して絶望しないのが最高の設定ですよね!)

本当に良い作品だと思います。

 

更新していない間にここに買いていた漫画も完結したりだとか

新たに出会ったりだとか

 

しかしながらカルチャーにはとても精神を使うので…抽象的なのに確かに体のどこかが痛くなったり冷たくなったり熱くなるような作品に今後も出会えますように。

 

次の更新はいつになるのかなあ

ピースが縦気味

 

ひっくり返せば溢れそうな目が好き

 

oimo

オゲハ 

全3巻

 

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可愛いと綺麗と気持ち悪いの中間

女と男は脳の作りが違うなんて言うけれど、優劣があるわけではなくて

別であるだけなんだなあと思う

どちらも愚かではあるのだ…

 

変わらぬ愛だとか永遠の気持ちだとか

そう言うものを手放しで信じられるほど可愛い思考回路は持ち合わせてないのだけど、信じられる引き金があるのならばやっぱり求めてみたい

常にストックホルム症候群みたいなもんだし

 

フィクションだからこそ理屈で考えられる愛だの気持ちだのについて思いを馳せて、なんでもない日常に安堵したり悲しくなったりする

吊り橋がないから心臓は止まってしまったのかもしれない

 

茶色い

 

そもそもピーターパンって何色だよ

 

新田 章

あそびあい

全3巻

 

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法が定めていなければ

許される、されないは許されたいかどうかにかかっている気がする

 

案外 愛される努力とか許される努力をしないことが秘訣だったりする

 

人間とは損な生き物で、生きるため以外に生きる理由を作って実に多様に動物であることを拒否して 自然と逆らうことに誇りを持ちがちだから厄介だなあと思う

 

こんな風に文字と言葉がなければ…

幸せを知らなければ…

そんな風にも思うし、でもそんなこと本当は思ってなかったりする

 

実にナンカイなのだ!

 

 

 

手のひらに鍵穴

 

泣いてばっかり寝てばっかり

 

平尾アウリ

センセイと僕

全1巻

 

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一般的意味での可愛い、とは

若い女性や子供への賛辞などであり好意からくる言葉で 時に皮肉に変わりながらも連呼されがちですね。

大人になり大きくなれば失うものもそれなりあって

得るものといえば知識や大人になりたくないという気持ちばかりで

若さや過去を望むことはもう大人や老いの証拠なのかな、なんて思います。

 

まったく似てない瞬間だったけど

先生と再会した時に同じ気持ちになったから、なんだか悲しくなっちゃったな

 

 

 

783回めの夜なのに

 

よ!る!な!の!に!

 

原作 岡本倫

作画 横槍メンゴ

 

君は淫らな僕の女王

 

全2巻

 

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大人になってもおバカな話は大好きで

オカズにするしない関係なく下ネタは楽しくて

大人が本気でふざけたエロ漫画としてものすごく内容が面白かった…登場人物の本気度とバカな設定の温度差はやはりエロ漫画が一番面白くなる要素だと思います…笑

性的表現だけ観たいなら薄い本や18禁のエッチな雑誌を覗けばいいのですが、大義名分を得た感のあるエロは清々しいというか。

内容があるんだかないんだか、オチが良かったのか悪かったのか。わたしはこのくらいのゆるさとシリアス(?)さがあるサラッとしたアホなエロは大好きなので賛否両論あるとは思いますが、男性女性共に推せる漫画です…!

 

こんなに本についてここで書くの初めてだ